3D CAD パソコン でストレージ容量は何TBが正解?

目次

3D CAD用パソコンに必要なストレージ容量の結論

3D CAD用パソコンに必要なストレージ容量の結論

業務内容で変わる最適容量

3D CADパソコンのストレージ容量は、メインストレージとして2TBを選ぶのが正解です。

1TBでは数ヶ月で容量不足に陥る可能性が高く、4TB以上は初期投資としてはオーバースペックになってしまいますよね。

2TBあればCADデータ、レンダリング素材、プロジェクトファイルを余裕を持って保存できますし、OSやアプリケーションの動作領域も十分に確保できることが分かっています。

建築設計と機械設計で異なる要件

建築設計では大規模なBIMモデルや高解像度のテクスチャ、レンダリング画像を扱うため、単一プロジェクトで50GB以上消費する場合もあります。

一方、機械設計ではアセンブリファイルやシミュレーションデータが中心となり、プロジェクトあたり10GB~30GB程度が一般的です。

どちらの分野でも、過去のプロジェクトを参照する機会は頻繁にありますから、アーカイブ分も含めて容量を見積もる必要があります。

実務で求められる保存期間

CADデータは法的な保存義務や顧客との契約により、完成後も3年から5年は保管するケースが当たり前になっています。

月に2~3プロジェクトを手がける設計者なら、年間で200GB~500GBのデータが蓄積されていきます。

2TBのストレージなら、3年分のプロジェクトデータを本体に保存しながら、新規案件にも対応できる余裕が生まれるわけです。

ストレージ容量別の運用シミュレーション

ストレージ容量別の運用シミュレーション

1TBストレージの現実的な運用期間

1TBのストレージでは、実質的に使える容量は約900GB程度になります。

OSとアプリケーションで150GB~200GB、CADソフトウェア本体とライブラリで100GB~150GBを消費しますから、実際にプロジェクトデータに使えるのは550GB~650GBといったところでしょう。

建築設計なら10~12プロジェクト分、機械設計でも20~25プロジェクト分が限界です。

半年から1年で容量が逼迫してしまい、古いデータを外部ストレージに移す作業が頻繁に発生してしまいますよね。

2TBストレージの実用性と拡張性

2TBストレージなら実質1.8TB程度が使用可能で、システム領域を除いても1.5TB以上をデータ保存に充てられます。

建築設計で30プロジェクト前後、機械設計なら50~60プロジェクトを本体に保存できる計算になり、2年から3年は容量不足を気にせず業務に集中できるのです。

さらに重要なのは、レンダリングの一時ファイルやシミュレーション結果など、作業中に生成される大容量データを保存する余裕があること。

これらの一時ファイルは数十GBに達することもあり、ストレージに余裕がないと作業効率が著しく低下してしまいます。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070E/S9

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070E/S9
【SR-u7-6070E/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u7-6070E/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55WM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55WM
【ZEFT Z55WM スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ192GB DDR5 (48GB x4枚 Gskill製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55WM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57CM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57CM
【ZEFT Z57CM スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster MasterFrame 600 Silver
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57CM

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BP

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BP
【ZEFT Z55BP スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Pop XL Silent Black Solid
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BP

パソコンショップSEVEN SR-ii7-7660A/S9

パソコンショップSEVEN SR-ii7-7660A/S9
【SR-ii7-7660A/S9 スペック】
CPUIntel Core i7 14700K 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6800Gbps Crucial製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット500W 80Plus STANDARD認証 電源ユニット (Thermaltake製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ii7-7660A/S9

4TB以上の大容量ストレージが必要なケース

4TBストレージが真価を発揮するのは、映像制作を兼ねる建築ビジュアライゼーション業務や、大規模プラント設計のような特殊な用途です。

4K・8Kレンダリング動画を出力する場合、1プロジェクトで100GB~200GBを消費することも珍しくありません。

また、複数の大型プロジェクトを同時進行で管理する設計事務所のサーバー代わりとして使うなら、4TB以上の容量も選択肢がいくつもあります。

ただし、一般的な設計業務では初期段階から4TBを選ぶ必要はほとんどないでしょう。

SSDの規格選択とパフォーマンス

SSDの規格選択とパフォーマンス

Gen.4とGen.5の実務での体感差

現在のストレージ市場では、PCIe Gen.4 SSDが価格と性能のバランスで最も優れた選択となっています。

Gen.4 SSDは読み込み速度7,000MB/s前後、書き込み速度5,000MB/s前後を実現しており、大容量のCADファイルを開く際の待ち時間を大幅に短縮できます。

一方、Gen.5 SSDは読み込み速度14,000MB/s超を誇りますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、BTOパソコンでの採用例はまだ限定的です。

CAD作業における読み書き速度の重要性

3D CADでは、モデルの読み込み、保存、レンダリング出力といった場面でストレージ速度が作業効率に直結します。

例えば500MBのアセンブリファイルを開く場合、Gen.4 SSDなら1秒未満、従来のSATA SSDでは3~4秒かかる計算になり、この差は1日に何度もファイルを開閉する実務では無視できない時間差になるのです。

また、レンダリング結果を連番画像で出力する際も、書き込み速度が速いほど次の作業に移れるタイミングが早まり、生産性向上に貢献することが分かっています。


発熱管理とパフォーマンスの持続性

Gen.4 SSDでも高負荷時には60℃~70℃に達するため、適切な冷却が重要になります。

多くのBTOパソコンではマザーボード付属のヒートシンクが標準装備されていますが、長時間のレンダリング作業を行う場合は、ケースのエアフローも考慮した方がいいでしょう。

温度が80℃を超えるとサーマルスロットリングが発動し、性能が一時的に低下する可能性があるからです。

Gen.5 SSDの場合はさらに発熱が激しく、専用の冷却ファン付きヒートシンクが必須となるため、現時点では3D CAD用途でコスパを重視するならGen.4一択になりますが、将来的な性能向上を見据えるなら検討の余地はあります。

データ管理戦略とバックアップ体制

データ管理戦略とバックアップ体制

メインストレージとアーカイブの分離

実務で安定した運用を実現するには、メインストレージ2TBに加えて、外部ストレージによるアーカイブ体制を構築することが一番の肝です。

進行中のプロジェクトと直近3ヶ月分の完了案件はメインストレージに保存し、それ以前のデータは外部HDDやNASに移動させる運用が効率的といえます。

この方法なら、メインストレージの空き容量を常に50%以上に保てますし、システムのパフォーマンスも維持できるわけです。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R66F

パソコンショップSEVEN ZEFT R66F
【ZEFT R66F スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66F

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BY

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BY
【ZEFT R61BY スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BY

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RL

パソコンショップSEVEN ZEFT R60RL
【ZEFT R60RL スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RL

パソコンショップSEVEN ZEFT R66H

パソコンショップSEVEN ZEFT R66H
【ZEFT R66H スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66H

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AF

パソコンショップSEVEN ZEFT R60AF
【ZEFT R60AF スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AF

クラウドストレージとの併用パターン

設計データのバックアップとして、クラウドストレージを活用する設計者も増えています。

DropboxやGoogle Driveなどの一般的なクラウドサービスに加え、建築・製造業向けに特化したAutodesk ConstructionCloudやPTC Windchillといった専門サービスも選択肢がいくつもあります。

ただし、数百GBのプロジェクトデータを頻繁にアップロードするには、アップロード速度とストレージ容量の両面でコストが膨らむため、重要なマイルストーンデータのみをクラウドに保存し、日常的な作業ファイルはローカルで管理する方が現実的です。

RAID構成による冗長化の必要性

業務の継続性を最優先するなら、RAID 1(ミラーリング)構成で2台のSSDを同期させる方法も効果的です。

片方のSSDが故障してももう片方にデータが残るため、突然のハードウェア障害でプロジェクトデータを失うリスクを回避できます。

ただし、RAID 1では実質的な容量が半分になるため、2TB×2台で実使用容量は2TBとなり、初期投資は倍増してしまいますよね。

個人事業主や小規模事務所では、RAID構成よりも定期的な外部バックアップの方がコストパフォーマンスに優れているケースが多いのです。

BTOパソコンでのストレージカスタマイズ

BTOパソコンでのストレージカスタマイズ

標準構成からのアップグレード判断

BTOパソコンの標準構成では、1TB SSDが採用されているモデルが大半を占めます。

3D CAD用途で購入するなら、必ず2TBへのアップグレードを選択した方がいいでしょう

アップグレード費用は1万5千円から2万5千円程度が相場で、後から自分でSSDを増設する手間とリスクを考えれば、購入時にカスタマイズする方が確実です。

一部のBTOショップでは、WDやCrucial、キオクシアといった人気メーカーのSSDを選択できるオプションも用意されており、信頼性を重視するなら指定する価値があります。

デュアルストレージ構成の実用性

BTOパソコンのカスタマイズでは、メインストレージとは別に2台目のSSDやHDDを追加できるモデルも存在します。

例えば、1TB SSD(システム・アプリケーション用)+2TB SSD(データ用)という構成にすれば、OSの再インストールが必要になった際もデータ領域に影響を与えずに済みます。

また、メインを2TB SSDにして、セカンダリに4TB HDDを追加し、アーカイブ専用にする運用も選択肢がいくつもあります。

HDDは読み書き速度こそSSDに劣りますが、大容量データの長期保存には充分ですし、コストも抑えられるメリットがあるのです。

メーカー選択とワランティの確認

BTOパソコンでストレージをカスタマイズする際は、採用されているSSDメーカーを確認しましょう。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアは耐久性と信頼性で定評があり、TBW(Total Bytes Written:総書き込み容量)の保証値も高く設定されています。

2TB SSDの場合、TBWは1,200TB~1,800TB程度が一般的で、1日50GBの書き込みを行っても10年以上使用できる計算になります。

また、BTOショップによっては初期不良対応期間や延長保証の内容が異なるため、購入前に保証内容をチェックしておくことも重要です。


容量不足を回避する運用テクニック

容量不足を回避する運用テクニック

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XE

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XE
【ZEFT Z55XE スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XE

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SF

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SF
【ZEFT R60SF スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SF

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IY

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IY
【ZEFT Z55IY スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IY

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GN
【ZEFT R60GN スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GN

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GS

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GS
【ZEFT Z55GS スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GS

プロジェクトフォルダの定期整理

ストレージ容量を効率的に使うには、プロジェクトフォルダの定期的な整理が欠かせません。

CAD作業では、自動保存ファイルやバックアップファイル、レンダリングの中間ファイルなど、意図せず大量の一時ファイルが生成されてしまいますよね。

これらのファイルはプロジェクト完了後も残り続け、気づかないうちに数十GBを消費していることも珍しくありません。

月に一度、完了したプロジェクトの不要ファイルを削除し、必要なファイルのみを残す習慣をつければ、ストレージの空き容量を10%~15%程度回復できるのです。

レンダリング出力先の外部化

高解像度のレンダリング画像や動画は、1ファイルで数GBに達することもあり、複数のバリエーションを出力すればあっという間にストレージを圧迫します。

レンダリング出力先を外部SSDや高速なUSB接続のストレージに設定しておけば、メインストレージの容量を節約できますし、クライアントへの納品時もそのまま外部ストレージごと渡せる利便性もあります。

特に建築ビジュアライゼーションでは、1プロジェクトで数十枚から数百枚のレンダリング画像を生成するため、この方法は絶対に避けたいですよね、容量不足のリスクを。

ライブラリとテンプレートの外部管理

CADソフトウェアには、部品ライブラリやマテリアルライブラリ、プロジェクトテンプレートなど、頻繁に参照するが更新頻度は低いデータが存在します。

これらのライブラリファイルは合計で10GB~30GBになることもあり、メインストレージを圧迫する要因の一つです。

ライブラリを外部ストレージに移動し、CADソフトウェアの設定で参照パスを変更すれば、メインストレージの空き容量を確保しながら、必要なときだけアクセスする運用が可能になります。

読み込み速度がわずかに低下する場合もありますが、日常的な作業への影響を考えると充分に許容範囲で不満は感じません。

将来的な拡張性とアップグレード

将来的な拡張性とアップグレード

M.2スロットの空き状況確認

BTOパソコンを選ぶ際は、マザーボードに搭載されているM.2スロットの数を確認しておくことが重要です。

多くのミドルレンジマザーボードには2~3基のM.2スロットが用意されており、購入時に1基を使用していても、将来的に追加のSSDを増設できる余地が残されています。

ハイエンドマザーボードでは4基以上のM.2スロットを持つモデルもあり、デュアルストレージやトリプルストレージ構成への拡張が容易です。

購入時に2TBを選び、容量不足を感じたタイミングで2TB SSDを追加すれば、合計4TBの環境を構築できるわけです。

増設時の注意点とパフォーマンス

M.2 SSDを増設する際は、スロットごとに対応する規格(Gen.4 / Gen.5)とレーン数を確認する必要があります。

マザーボードによっては、特定のM.2スロットを使用するとSATAポートが無効化されたり、グラフィックボードのレーン数が削減されたりする場合もあるため、マニュアルで仕様を確認しましょう。

また、複数のSSDを搭載すると発熱量も増加するため、ケースのエアフローが適切かどうかをチェックしておくことも大切です。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは見た目の美しさで人気ですが、エアフロー重視ならメッシュパネルを採用したスタンダードなケースの方が冷却性能に優れています。

外付けストレージとの使い分け

内蔵ストレージの増設が難しい場合や、持ち運びの必要性がある場合は、外付けSSDも有力な選択肢です。

USB 3.2 Gen2x2(20Gbps)やThunderbolt 4(40Gbps)対応の外付けSSDなら、読み込み速度2,000MB/s~3,000MB/s程度を実現でき、内蔵SSDに近いパフォーマンスで運用できます。

価格も2TB外付けSSDで2万円前後と手頃になっており、プロジェクトごとに外付けSSDを用意して管理する方法も効率的です。

ただし、外付けストレージはケーブルの接続不良や物理的な衝撃に弱いため、重要なデータは必ず複数箇所にバックアップを取る習慣をつけましょう。

業種別の推奨ストレージ構成

業種別の推奨ストレージ構成

建築設計・BIM業務向けの最適解

建築設計やBIM業務では、2TB Gen.4 SSDをメインストレージとし、4TB HDDをセカンダリストレージとして追加する構成が最もバランスが取れています

進行中のプロジェクトと直近の完了案件は高速なSSDに保存し、過去のアーカイブはHDDに移動させる運用が理想的です。

大規模なBIMモデルでは、1プロジェクトで50GB~100GBを消費することもあり、複数のプロジェクトを同時進行する設計事務所なら、この構成で2年程度は安心して運用できます。

用途 推奨容量 ストレージ種類 想定保存期間
進行中プロジェクト 500GB~800GB Gen.4 SSD 3ヶ月分
完了プロジェクト(直近) 300GB~500GB Gen.4 SSD 3ヶ月分
アーカイブデータ 1TB~2TB HDD 1年~2年分
レンダリング出力 200GB~400GB Gen.4 SSD 一時保存

機械設計・製造業向けの最適解

機械設計や製造業では、アセンブリファイルやシミュレーションデータが中心となるため、建築設計ほど大容量は必要ありません。

2TB Gen.4 SSDのみで運用を開始し、容量不足を感じたタイミングで外部ストレージを追加する方法が現実的です。

機械設計のプロジェクトは1件あたり10GB~30GB程度が一般的で、2TBあれば50~60プロジェクト分を保存できる計算になります。

また、シミュレーション結果の動画ファイルなど、一時的に大容量を消費するデータは、作業完了後に外部ストレージに移動させる運用が効率的です。

用途 推奨容量 ストレージ種類 想定保存期間
進行中プロジェクト 300GB~500GB Gen.4 SSD 6ヶ月分
完了プロジェクト(直近) 400GB~600GB Gen.4 SSD 6ヶ月分
アーカイブデータ 500GB~1TB 外付けSSD/HDD 1年~2年分
シミュレーション一時ファイル 100GB~200GB Gen.4 SSD 作業中のみ

プロダクトデザイン・レンダリング特化型

プロダクトデザインで高品質なレンダリングを頻繁に行う場合は、2TB Gen.4 SSDをメインに、さらに2TB Gen.4 SSDをレンダリング専用として追加する構成が理想的です。

4K・8Kレンダリングでは1枚あたり50MB~200MBの画像ファイルが生成され、アニメーションレンダリングなら数百枚から数千枚の連番画像を出力することになります。

レンダリング専用のSSDを用意しておけば、メインストレージの容量を気にせず作業できますし、レンダリング中の書き込み速度も最大限に活かせるのです。

コストパフォーマンスを最大化する購入戦略

コストパフォーマンスを最大化する購入戦略

BTOショップのキャンペーン活用

BTOパソコンを購入する際は、各ショップが定期的に実施するキャンペーンを活用することで、ストレージのアップグレード費用を抑えられます。

決算期や大型連休前には、ストレージ容量の無償アップグレードや割引キャンペーンが実施されることが多く、通常なら2万円かかる1TBから2TBへのアップグレードが半額以下になるケースもあるのです。

購入を急がないなら、キャンペーン情報をチェックしてタイミングを見計らうのも賢い選択といえます。

自作PCとBTOの価格比較

自作PCなら、SSDを自分で選んで購入できるため、BTOパソコンよりも安価に大容量ストレージを実現できる可能性があります。

2TB Gen.4 SSDの市場価格は1万5千円~2万5千円程度で、BTOパソコンのアップグレード費用とほぼ同等か、やや安い水準です。

ただし、自作PCではマザーボード、CPU、メモリ、グラフィックボード、電源など、すべてのパーツを自分で選定・組み立てる必要があり、初心者にはハードルが高いのも事実です。

BTOパソコンなら、動作確認済みの構成で届きますし、初期不良時のサポートも受けられるため、時間と手間を考慮すればBTOの方がトータルでのコストパフォーマンスに優れているケースが多いといえます。

長期的な運用コストの試算

ストレージ容量を選ぶ際は、初期費用だけでなく、長期的な運用コストも考慮する必要があります。

1TBで購入して半年後に外部ストレージを追加購入するより、最初から2TBを選んでおく方が、結果的に総コストは安く済むのです。

また、容量不足によるデータ整理の手間や、作業効率の低下による時間的損失も無視できません。

1日10分のデータ整理作業が発生すれば、年間で約40時間を無駄にする計算になり、時給換算すれば数万円の損失に相当します。

初期投資を2万円上乗せすることで、2年間の運用が快適になるなら、それは充分に価値のある投資といえるでしょう。

3D CADソフトウェア別のストレージ要件

3D CADソフトウェア別のストレージ要件

AutoCAD・Revit使用時の容量管理

AutoCADやRevitを使用する建築設計では、プロジェクトファイル本体に加えて、外部参照ファイルやファミリライブラリが大容量を占めます。

Revitのプロジェクトファイルは、中規模の建築物で300MB~800MB、大規模なBIMモデルでは2GB~5GBに達することもあり、バージョン管理で複数の保存ファイルを残すと、1プロジェクトで10GB~20GBを消費してしまいますよね。

さらに、レンダリング用の高解像度テクスチャやIESライトデータを追加すれば、さらに容量は膨らみます。

Autodesk製品は自動保存機能が充実している反面、バックアップファイルが増えやすいため、定期的な整理が重要です。

SolidWorks・Inventorでの実用容量

SolidWorksやInventorといった機械設計CADでは、アセンブリファイルと部品ファイルが分離して保存されるため、プロジェクト全体のファイル数が多くなる傾向があります。

中規模のアセンブリで部品点数が500~1,000点になると、ファイル総数も同程度になり、合計で5GB~15GB程度の容量を消費します。

また、シミュレーション解析を実行すると、メッシュデータや計算結果ファイルが別途生成され、1回の解析で1GB~3GBを追加で使用することもあるのです。

これらのシミュレーションデータは、解析完了後に必要な結果のみを残して削除すれば、ストレージ容量を節約できます。

Fusion 360・Onshapeのクラウド連携

Fusion 360やOnshapeはクラウドベースのCADソフトウェアで、プロジェクトデータの大部分がクラウド上に保存されるため、ローカルストレージの消費は比較的少なめです。

ただし、レンダリング画像やエクスポートしたSTLファイル、製造用のCAMデータなどはローカルに保存されるため、これらのファイルが蓄積すると数十GBから100GB程度を消費します。

クラウド連携型のCADを使用する場合でも、2TBのローカルストレージは確保しておいた方が安心です。

インターネット接続が不安定な環境では、ローカルキャッシュが重要な役割を果たしますし、オフライン作業時のバックアップとしても機能します。

ストレージ以外で3D CAD性能を左右する要素

ストレージ以外で3D CAD性能を左右する要素

グラフィックボードの選択基準

3D CADパソコンでは、ストレージ容量と同じくらい、グラフィックボードの選択が重要です。

建築ビジュアライゼーションやレンダリングを頻繁に行うなら、GeForce RTX5070TiやRadeon RX 9070XTクラスのミドルハイ以上のグラフィックボードが必要になります。

これらのグラフィックボードは、リアルタイムレイトレーシングやAI支援レンダリングに対応しており、従来なら数時間かかっていたレンダリング作業を数十分に短縮できる性能を持っています。

一方、機械設計でシンプルなモデリングが中心なら、GeForce RTX5060TiやRadeon RX 9060XTでも充分に実用的です。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 49153 101884 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32456 78034 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30439 66727 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30361 73389 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27421 68895 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26758 60209 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22158 56772 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20109 50458 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16718 39353 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16146 38181 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 16007 37958 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14778 34903 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13874 30844 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13328 32345 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10925 31727 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10752 28571 115W 公式 価格

メモリ容量とCADパフォーマンス

3D CADでは、大規模なアセンブリやBIMモデルを開く際に、大量のメモリを消費します。

建築設計なら32GB、大規模プロジェクトを扱うなら64GBのメモリを搭載することが推奨されます

メモリ不足になると、データの一部がストレージにスワップされ、動作が極端に遅くなってしまいますよね。

特にRevitやSolidWorksで複雑なアセンブリを操作する際は、メモリ使用量が20GB~30GBに達することもあり、32GBでは余裕がなくなります。

現在のDDR5メモリは高速化が進んでおり、DDR5-5600が主流となっているため、新規購入時は必ずDDR5対応のシステムを選びましょう。

CPUの演算性能とレンダリング時間

CPUの選択も、3D CAD作業の快適性を大きく左右します。

モデリング作業ではシングルスレッド性能が重視されるため、Core Ultra 7 265KやRyzen 7 9700XといったミドルハイクラスのCPUが適しています。

一方、レンダリングやシミュレーション解析ではマルチスレッド性能が重要になるため、Core Ultra 9 285KやRyzen 9 9950X3Dのようなハイエンドモデルが有利です。

特にRyzen 9 9950X3Dは3D V-Cacheを搭載しており、大容量データの処理で優れたパフォーマンスを発揮することが分かっています。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
(マルチ)
Cineスコア
(シングル)
公式URL 価格com
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43472 2466 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43223 2269 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42245 2260 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41531 2358 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38974 2078 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38897 2049 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37651 2356 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37651 2356 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 36006 2198 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35864 2235 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 34097 2209 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33230 2238 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32859 2102 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32747 2194 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29546 2040 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28825 2157 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28825 2157 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25704 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25704 2176 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23317 2213 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23305 2092 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 21063 1860 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19700 1938 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17908 1817 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16206 1778 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15441 1982 公式 価格

データ損失を防ぐバックアップ戦略

データ損失を防ぐバックアップ戦略

3-2-1ルールの実践方法

データバックアップの基本として、3-2-1ルールが広く推奨されています。

これは、重要なデータを3つのコピーで保管し、2種類の異なるメディアに保存し、1つは物理的に離れた場所に保管するという原則です。

3D CADデータに当てはめると、メインストレージ(1つ目)、外部SSD(2つ目)、クラウドストレージ(3つ目)という構成が理想的といえます。

この方法なら、火災や盗難といった物理的な災害が発生しても、クラウド上のデータは無事に残るわけです。

自動バックアップツールの活用

手動でのバックアップは忘れがちになるため、自動バックアップツールの導入が効果的です。

WindowsならWindows Backup、macOSならTime Machineといった標準機能に加え、Acronis True ImageやEaseUS Todo Backupなどのサードパーティ製ソフトウェアも選択肢がいくつもあります。

これらのツールは、指定した時間に自動的にバックアップを実行してくれるため、日々の業務に集中しながらデータ保護を実現できます。

特に、差分バックアップや増分バックアップ機能を使えば、バックアップ時間を短縮しながら、複数の世代を保存できるのです。

プロジェクト完了時のアーカイブ手順

プロジェクトが完了したら、必要なファイルのみを整理してアーカイブする習慣をつけましょう。

CAD作業では、自動保存ファイルやバックアップファイル、レンダリングの中間ファイルなど、不要なファイルが大量に生成されます。

これらを含めてアーカイブすると、無駄に容量を消費してしまいますよね。

最終的なCADファイル、提出用の図面、レンダリング画像、プロジェクト資料のみを残し、それ以外は削除してからアーカイブすれば、1プロジェクトあたりの容量を30%~50%削減できます。

アーカイブしたデータは、プロジェクト名と日付を明記したフォルダに整理し、外部ストレージに保存しておくことが重要です。

最新ストレージ技術とCAD業界の動向

最新ストレージ技術とCAD業界の動向

PCIe Gen.5の普及予測

PCIe Gen.5 SSDは、現時点では発熱と価格の問題から普及が限定的ですが、今後の技術革新により、これらの課題が解決される可能性があります。

冷却技術の進化や製造コストの低下により、数年以内にGen.5 SSDが主流になると予想しています。

Gen.5 SSDの読み込み速度14,000MB/s超は、大容量のBIMモデルや複雑なアセンブリファイルを扱う際に、さらなる時間短縮を実現するでしょう。

ただし、現時点で3D CAD用パソコンを購入するなら、Gen.4 SSDで充分な性能が得られるため、無理にGen.5を選ぶ必要はありません。

クラウドレンダリングの台頭

建築ビジュアライゼーション業界では、クラウドレンダリングサービスの利用が拡大しています。

AWS ThinkboxやChaos Cloud、Autodesk Rendering Serviceなどのサービスを使えば、ローカルPCのスペックに関係なく、高品質なレンダリングを短時間で完了できます。

クラウドレンダリングを活用すれば、ローカルストレージに大量のレンダリング画像を保存する必要がなくなり、ストレージ容量の節約にもつながるのです。

ただし、クラウドレンダリングには従量課金制のコストが発生するため、頻繁にレンダリングを行う場合は、ローカルでの処理とクラウドの使い分けが重要になります。

AIアシスト機能とストレージ負荷

最新のCADソフトウェアには、AI技術を活用した自動モデリングや最適化機能が搭載され始めています。

これらのAI機能は、学習データやキャッシュファイルをローカルに保存するため、従来よりもストレージ容量を消費する傾向があります。

例えば、Autodesk Fusion 360の生成デザイン機能では、複数の設計案を自動生成する際に、数GBの一時ファイルが作成されることもあるのです。

AI機能の普及に伴い、今後はさらに大容量のストレージが求められるようになるでしょう。

この点からも、現時点で2TB以上のストレージを選んでおくことは、将来的な拡張性を考えても合理的な判断といえます。

よくある質問

よくある質問

1TBから2TBへのアップグレードは後からでも可能ですか

後からのアップグレードは技術的には可能ですが、いくつかの手間とリスクが伴います。

M.2スロットに空きがあれば、2台目のSSDを追加する方法が最も簡単です。

既存の1TB SSDをそのまま残し、2TB SSDを追加すれば、合計3TBの環境を構築できます。

一方、既存のSSDを交換する場合は、OSとアプリケーションの再インストール、またはクローン作成が必要になり、半日から1日程度の作業時間を要してしまいますよね。

購入時に2TBを選んでおけば、こうした手間を省けますし、初期設定の段階から余裕を持って運用できるため、可能な限り購入時のカスタマイズをおすすめします。

外付けSSDでも作業用ストレージとして使えますか

外付けSSDは、USB 3.2 Gen2x2やThunderbolt 4接続なら、作業用ストレージとしても充分に実用的です。

読み込み速度2,000MB/s~3,000MB/s程度を実現できるため、内蔵SSDに比べて若干遅い程度で、日常的なCAD作業では体感差はほとんどありません。

ただし、外付けストレージはケーブルの接続不良や物理的な衝撃に弱いため、重要なプロジェクトデータを保存する際は注意が必要です。

また、レンダリング中に大量の書き込みが発生する場合、USB接続の帯域制限により、内蔵SSDよりもパフォーマンスが低下する可能性があります。

外付けSSDは、アーカイブデータの保存や、プロジェクトごとの持ち運び用として活用するのが最適な使い方といえるでしょう。

HDDとSSDの併用は効率的ですか

HDDとSSDの併用は、コストパフォーマンスと容量のバランスを取る上で非常に効率的な方法です。

進行中のプロジェクトや頻繁にアクセスするデータは高速なSSDに保存し、完了したプロジェクトのアーカイブや参照頻度の低いライブラリデータはHDDに保存する運用が理想的といえます。

4TB HDDは1万円前後で購入できるため、大容量のアーカイブストレージとしてコストを抑えられるのです。

ただし、HDDは読み書き速度が遅く、CADファイルを直接開いて作業するには不向きですから、作業用はSSD、保管用はHDDという明確な使い分けが重要になります。

Gen.4とGen.5の体感差は大きいですか

3D CADの日常的な作業では、Gen.4とGen.5の体感差はほとんどありません。

Gen.4 SSDでも読み込み速度7,000MB/s前後を実現しており、数百MBのCADファイルを開く際の待ち時間は1秒未満です。

Gen.5 SSDなら理論上はさらに高速ですが、実際のCAD作業ではストレージ速度以外のボトルネック(CPUやメモリ)が影響するため、劇的な速度向上は期待できないのです。

むしろ、Gen.5 SSDの発熱問題や価格の高さを考えると、現時点ではGen.4 SSDを選ぶ方が賢明といえます。

将来的にGen.5が主流になり、価格が下がってから移行しても遅くはありません。

クラウドストレージだけで運用できますか

クラウドストレージのみでの運用は、理論上は可能ですが、実務では現実的ではありません。

3D CADファイルは数百MBから数GBに達するため、クラウドからのダウンロードやアップロードに時間がかかり、作業効率が大幅に低下してしまいますよね。

また、インターネット接続が不安定な環境では、ファイルの同期エラーやデータ破損のリスクも高まります。

クラウドストレージは、バックアップや遠隔地とのデータ共有には非常に有効ですが、日常的な作業用ストレージとしては、ローカルの高速SSDが必須です。

クラウドとローカルを併用し、それぞれの長所を活かす運用が最も効率的といえるでしょう。

BTOパソコンと完成品パソコンの違いは何ですか

BTOパソコンは、購入時にストレージ容量やメモリ、グラフィックボードなどを自由にカスタマイズできる点が最大の特徴です。

3D CAD用途では、標準構成の完成品パソコンではスペックが不足することが多く、BTOパソコンで必要な性能を選択する方が確実です。

完成品パソコンは、量販店で即座に購入できる利便性がありますが、ストレージが1TBに固定されていたり、グラフィックボードが非力だったりするケースが多いのです。

BTOパソコンなら、2TB SSDへのアップグレードや、RTX5070Tiクラスのグラフィックボードの選択が可能で、自分の業務内容に最適化された構成を実現できます。

価格面でも、同等スペックなら完成品パソコンよりBTOパソコンの方が安価になることが多く、コストパフォーマンスに優れているのです。

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