ゲームデザイナー向けPC メモリ容量は32GBで足りるのか?

目次

ゲームデザイナーに必要なメモリ容量の結論

ゲームデザイナーに必要なメモリ容量の結論

32GBでは不足するケースが増えている

ゲームデザイナーが使用するPCのメモリは、32GBでは作業内容によって明らかに不足します

Unreal Engine 5やUnityでの大規模プロジェクト、Blenderでの高精細3Dモデリング、Substance Painterでのテクスチャ制作を同時進行する場合、メモリ使用量は軽く40GBを超えることが分かっています。

私自身、複数のゲーム開発プロジェクトに携わってきた経験から言えば、32GBのメモリでは作業の途中でスワップが発生し、レスポンスが著しく低下してしまいますよね。

特にUnreal Engine 5のNaniteやLumenといった最新機能を使用する際、エディタだけで20GB以上のメモリを消費するケースも珍しくありません。

推奨メモリ容量は64GB以上

結論として、ゲームデザイナー向けPCには最低でも64GBのメモリを搭載すべきです。

より大規模なプロジェクトや、複数のアプリケーションを常時起動する作業スタイルであれば、128GBも視野に入れた方がいいでしょう。

ゲームデザイナーの作業内容とメモリ消費

ゲームデザイナーの作業内容とメモリ消費

3Dモデリングとテクスチャ制作の実態

ゲームデザイナーの業務は多岐にわたります。

Blenderで高ポリゴンのキャラクターモデルを制作し、ZBrushでスカルプティングを行い、Substance Painterで4K解像度のテクスチャを作成する、こうした一連の作業を一つのプロジェクトで同時に進めることが当たり前になっています。

Blenderで数百万ポリゴンのモデルを扱う場合、アプリケーション単体で15GBから20GB程度のメモリを消費します。

さらにSubstance Painterで8K解像度のテクスチャセットを複数レイヤーで編集すると、追加で10GBから15GBのメモリが必要になるのです。

これだけで既に30GB以上のメモリを使用していることになり、32GBでは明らかに容量不足。

ゲームエンジンでの開発作業

Unreal Engine 5を使用したゲーム開発では、エディタの起動だけで基本的に8GBから12GBのメモリを消費します。

ここにレベルデザインで大量のアセットを配置し、リアルタイムでライティングをベイクし、ブループリントやC++でのスクリプティングを行うと、メモリ使用量は急激に増加してしまいますよね。

特にオープンワールドゲームのような広大なマップを制作する場合、地形データ、植生、建築物、キャラクター、エフェクトなどのアセットがメモリに常駐するため、プロジェクト全体で30GBから50GBのメモリを使用することも珍しくありません。

Unityでも大規模プロジェクトになれば同様の状況が発生し、HDRPやURPといった高品質なレンダリングパイプラインを使用すると、さらにメモリ消費が増大します。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

マルチタスク環境での実際のメモリ使用量

実際のゲームデザイナーの作業環境を考えると、ゲームエンジンだけを起動しているわけではありません。

Google ChromeやMicrosoft Edgeで技術資料やリファレンス画像を複数タブで開き、Discordでチームメンバーとコミュニケーションを取り、Photoshopで画像編集を行い、Visual Studio CodeやVisual Studioでコーディングを行う、こうしたマルチタスク環境が実態です。

ブラウザだけでも10個以上のタブを開けば4GBから6GBのメモリを消費しますし、Photoshopで大きな画像ファイルを扱えば追加で5GBから8GB必要になります。

開発環境全体を合計すると、OSの使用分も含めて60GBから80GBのメモリを消費することも十分にあり得るのです。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R65WH

パソコンショップSEVEN ZEFT R65WH
【ZEFT R65WH スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65WH

パソコンショップSEVEN ZEFT R63E

パソコンショップSEVEN ZEFT R63E
【ZEFT R63E スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R63E

パソコンショップSEVEN ZEFT R65G

パソコンショップSEVEN ZEFT R65G
【ZEFT R65G スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ブラック
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65G

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EO

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EO
【ZEFT Z55EO スペック】
CPUIntel Core i9 14900F 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EO

32GBメモリの限界と問題点

32GBメモリの限界と問題点

スワップ発生による作業効率の低下

メモリ容量が不足すると、OSは物理メモリに収まらないデータをストレージ上の仮想メモリ(スワップ領域)に退避させます。

PCIe Gen.5 SSDであっても、メモリと比較すれば読み書き速度は圧倒的に遅く、スワップが頻繁に発生すると体感速度が著しく低下してしまいますよね。

32GBのメモリでは、Unreal Engine 5での大規模プロジェクト編集中にスワップが発生し、シーンの切り替えやアセットの読み込みに数秒から数十秒の待ち時間が発生することがあります

この待ち時間の積み重ねが、1日の作業時間で考えると30分から1時間もの損失になり、プロジェクトの納期に影響を与えかねません。

アプリケーションのクラッシュリスク

メモリ不足はパフォーマンス低下だけでなく、アプリケーションのクラッシュを引き起こす原因にもなります。

特にBlenderやUnreal Engineのような大規模なアプリケーションは、メモリが枯渇すると予期せぬタイミングで強制終了してしまい、保存していない作業データが失われるリスクがあるのです。

自動保存機能があるとはいえ、数時間分の作業が一瞬で消えるのは絶対に避けたいですよね。

メモリに余裕があれば、こうしたクラッシュのリスクを大幅に軽減できます。

将来性の欠如

ゲーム開発ツールは年々進化し、より高機能になっています。

Unreal Engine 5のNaniteやLumenは前世代のUnreal Engine 4と比較して大幅にメモリ消費量が増加していますし、今後のアップデートでさらに要求スペックが上がることが予想されています。

32GBのメモリは現時点でも厳しい状況ですが、2年後、3年後を考えると完全に時代遅れになる可能性が高いのです。

PCは一度購入すると数年間使い続けるものですから、将来を見据えた容量選びが特に重要。

なぜなら、メモリ不足で作業効率が落ちれば、結果的に仕事の生産性やクオリティに直結するからです。


64GBメモリの優位性

64GBメモリの優位性

快適な作業環境の実現

64GBのメモリを搭載すれば、ほとんどのゲームデザイン作業でメモリ不足に悩まされることはありません

Unreal Engine 5、Blender、Substance Painter、Photoshopを同時に起動し、ブラウザで大量のタブを開いても、まだ余裕があります。

私が実際に64GBメモリのPCで作業している際、タスクマネージャーを確認すると、最も負荷の高い状態でも使用量は50GB前後に収まっており、常に10GB以上の空きメモリが確保されている状態です。

この余裕があることで、アプリケーションの切り替えがスムーズで、レンダリングやベイク処理も安定して実行できます。

大規模プロジェクトへの対応力

AAA級のゲーム開発や、インディーゲームでも野心的なビジュアル表現を目指すプロジェクトでは、アセット数が膨大になります。

高精細な3Dモデル、4Kや8Kのテクスチャ、複雑なシェーダー、大量のパーティクルエフェクト、これらすべてをメモリに展開しながら作業するには、64GBという容量が必要不可欠なのです。

オープンワールドゲームの制作では、広大なマップ全体をエディタで読み込み、地形編集、オブジェクト配置、ライティング調整を行います。

こうした作業では、メモリに余裕がないと一部のアセットがアンロードされ、作業の度に再読み込みが発生して効率が大幅に低下してしまいますよね。

64GBあれば、こうした問題をほぼ解消できます。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57Q

パソコンショップSEVEN ZEFT Z57Q
【ZEFT Z57Q スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster MasterFrame 600 Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57Q

パソコンショップSEVEN EFFA G09P

パソコンショップSEVEN EFFA G09P
【EFFA G09P スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ128GB DDR5 (32GB x4枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN EFFA G09P

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BC
【ZEFT Z56BC スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake The Tower 100 Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60TD

パソコンショップSEVEN ZEFT R60TD
【ZEFT R60TD スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60TD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z45XEB

パソコンショップSEVEN ZEFT Z45XEB
【ZEFT Z45XEB スペック】
CPUIntel Core i7 14700KF 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7900XTX (VRAM:24GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z45XEB

マルチタスクの自由度

ゲームデザイナーは開発作業だけでなく、リサーチ、コミュニケーション、ドキュメント作成など、多様な業務を並行して進めます。

64GBのメモリがあれば、これらすべてのアプリケーションを常時起動したまま、ストレスなく切り替えながら作業できるのです。

例えば、Unreal Engineでレベルデザインをしながら、別のモニターでYouTubeのチュートリアル動画を再生し、Notionでタスク管理を行い、Slackでチームと連絡を取る、こうした作業スタイルも64GBなら余裕で実現できます。

128GBメモリが必要なケース

128GBメモリが必要なケース

超大規模プロジェクトと映像制作

128GBのメモリが必要になるのは、主に超大規模なゲームプロジェクトや、ゲームと映像制作を兼ねる場合です。

シネマティックトレーラーの制作では、ゲームエンジンでリアルタイムレンダリングを行いながら、After Effectsで映像編集を行うこともあり、メモリ消費量は100GBを超えることもあります。

また、Houdiniのような高度なプロシージャル生成ツールを使用する場合、シミュレーションデータが膨大になり、64GBでは不足するケースがあるのです。

流体シミュレーション、破壊シミュレーション、群衆シミュレーションなどは、計算結果をメモリに保持するため、大規模なシーンでは80GBから100GB以上のメモリを使用することもあります。

仮想化環境やAI開発との併用

ゲームデザイナーの中には、開発環境を仮想マシンで構築する方もいるのではないでしょうか。

複数のOSやバージョンの異なる開発環境を同時に動かす場合、各仮想マシンにメモリを割り当てる必要があり、ホストOSと合わせると100GB以上のメモリが必要になることもあります。

さらに、最近ではゲーム開発にAI技術を活用する動きが加速しており、機械学習モデルのトレーニングやテストを行う場合、大量のメモリが必要です。

PyTorchやTensorFlowで大規模なモデルを扱う際、学習データとモデルパラメータをメモリに展開すると、数十GBから100GB以上を消費することもあり、128GBのメモリがあれば安心して作業できます。

コストパフォーマンスの検討

ただし、128GBのメモリは64GBと比較して価格が大幅に高くなります。

DDR5-5600の64GBキット(32GB×2)は2万円から3万円程度ですが、128GBキット(32GB×4または64GB×2)は6万円から10万円程度になることもあり、予算との兼ね合いが悩ましいところ。

一般的なゲームデザイナーであれば、まずは64GBを選択し、実際の作業で不足を感じたら後から増設する方が現実的です。

マザーボードに空きスロットがあれば、後から32GB×2を追加して96GBや128GBに拡張することもできますし、最初から無理に128GBを選ぶ必要はほとんどないでしょう。

メモリ選びの具体的なポイント

メモリ選びの具体的なポイント

DDR5メモリの選択は必須

現在のゲームデザイナー向けPCでは、DDR5メモリの選択が必須です。

Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズといった最新CPUはDDR5に最適化されており、DDR4を選ぶメリットは全くありません。

DDR5-5600が主流の規格であり、BTOパソコンでも標準的に採用されています。

より高速なDDR5-6000やDDR5-6400も存在しますが、ゲームデザイン作業においては速度よりも容量が重要であり、コストパフォーマンスを考えるとDDR5-5600で十分です。


パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R65C

パソコンショップSEVEN ZEFT R65C
【ZEFT R65C スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT R65C

パソコンショップSEVEN ZEFT R61FD

パソコンショップSEVEN ZEFT R61FD
【ZEFT R61FD スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61FD

パソコンショップSEVEN SR-ar5-5660H/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar5-5660H/S9
【SR-ar5-5660H/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar5-5660H/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT R57F

パソコンショップSEVEN ZEFT R57F

ゲームも仕事もスムーズにこなすアドバンストスタンダードグレードのゲーミングPC
高性能で安定感抜群、AMD RyzenとGeForceの最適バランスが魅力のマシン
センスを映すクリアパネル、スタイリッシュなミドルタワーが空間を彩る
Ryzen 9 7900X搭載、圧倒的パフォーマンスでタスクを速攻処理

【ZEFT R57F スペック】
CPUAMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R57F

信頼性の高いメーカー製メモリ

メモリは長時間の作業で安定動作することが求められます。

Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカー製メモリを選ぶことで、エラーやクラッシュのリスクを最小限に抑えられるのです。

特にMicronのCrucialブランドは、品質と価格のバランスが優れており、BTOパソコンでも多く採用されています。

GSkillは高性能メモリで定評があり、オーバークロック耐性も高いため、将来的にメモリ速度を引き上げたい場合にも対応できます。

デュアルチャネル構成の重要性

メモリは必ずデュアルチャネル構成で使用しましょう。

32GB×2や64GB×2といった構成にすることで、メモリ帯域幅が2倍になり、データ転送速度が向上します。

32GB×1のシングルチャネル構成と32GB×2のデュアルチャネル構成では、ベンチマークスコアで30%から50%の性能差が出ることもあり、実作業でも体感できるレベルで差が現れるのです。

BTOパソコンを購入する際は、必ずデュアルチャネル構成になっているかを確認しましょう。

ゲームデザイナー向けPCの推奨構成

ゲームデザイナー向けPCの推奨構成

CPUの選び方

ゲームデザイナー向けPCのCPUは、マルチコア性能が重要です。

Unreal EngineやBlenderは複数のコアを効率的に使用するため、コア数が多いほど作業が快適になります。

推奨CPUはRyzen 9 9950X3DまたはCore Ultra 9 285Kです。

Ryzen 9 9950X3Dは16コア32スレッドで、3D V-Cacheによりキャッシュ容量が大幅に増加しており、大規模なプロジェクトでのコンパイルやレンダリングが高速です。

Core Ultra 9 285Kも高いマルチスレッド性能を持ち、NPUによるAI処理も強化されています。

コストパフォーマンスを重視するなら、Ryzen 7 9800X3DやCore Ultra 7 265Kも優れた選択肢です。

8コア16スレッドでも、多くのゲームデザイン作業には充分ですが、大規模プロジェクトでは処理時間が長くなる場合もあります。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
(マルチ)
Cineスコア
(シングル)
公式URL 価格com
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43472 2466 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 43223 2269 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42245 2260 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41531 2358 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38974 2078 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38897 2049 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37651 2356 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37651 2356 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 36006 2198 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35864 2235 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 34097 2209 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33230 2238 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32859 2102 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32747 2194 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29546 2040 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28825 2157 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28825 2157 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25704 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25704 2176 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23317 2213 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23305 2092 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 21063 1860 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19700 1938 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17908 1817 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16206 1778 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15441 1982 公式 価格

グラフィックボードの選び方

ゲームデザイナーにとって、グラフィックボードはリアルタイムプレビューやレンダリング速度に直結する重要なパーツです。

推奨グラフィックボードはGeForce RTX5070Ti以上です。

GeForce RTX5070TiはDLSS 4に対応し、レイトレーシング性能も高く、Unreal Engine 5のLumenやNaniteを快適に動作させられます。

より高性能を求めるなら、GeForce RTX5080やRTX5090も選択肢に入りますが、価格が大幅に上昇するため、予算と相談が必要です。

Radeon RX 9070XTもコストパフォーマンスに優れており、FSR 4による高品質なアップスケーリングが利用できます。

ただし、Unreal EngineやBlenderではNVIDIA製GPUの方が最適化されているケースが多く、CUDA対応のプラグインやツールを使用する場合はGeForce系が有利です。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 49153 101884 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32456 78034 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30439 66727 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30361 73389 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27421 68895 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26758 60209 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22158 56772 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20109 50458 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16718 39353 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16146 38181 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 16007 37958 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14778 34903 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13874 30844 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13328 32345 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10925 31727 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10752 28571 115W 公式 価格

ストレージ構成

ストレージは、OSとアプリケーション用にPCIe Gen.4 SSDの1TBまたは2TB、プロジェクトデータ用に追加で2TBまたは4TBのSSDを搭載する構成がおすすめです。

PCIe Gen.5 SSDは速度が魅力的ですが、発熱が高く価格も高いため、現時点ではGen.4 SSDの方がバランスが取れています。

WDのWD_BLACK SN850XやCrucialのP5 Plusは、読み込み速度7,000MB/s以上で、大容量ファイルの読み書きも高速です。

プロジェクトデータが増えてきたら、外付けのNAS(ネットワークストレージ)を導入してバックアップ体制を整えるのも効果的です。

電源とケースの選び方

高性能なCPUとグラフィックボードを搭載する場合、電源容量は850W以上、できれば1000W以上の80 PLUS Gold認証以上のモデルを選びましょう。

電源に余裕があれば、システム全体の安定性が向上し、将来的なパーツ交換にも対応できます。

ケースは、エアフローに優れたモデルを選ぶことで、長時間の作業でもパーツの温度を適切に保てます。

NZXTやLian Liのピラーレスケースはデザイン性が高く、内部が見やすいため、メンテナンスもしやすいのです。

BTOパソコンと自作PCの比較

BTOパソコンと自作PCの比較

BTOパソコンのメリット

BTOパソコンは、メーカーが動作確認済みのパーツ構成で組み立てており、初期不良や相性問題のリスクが低いのが最大のメリットです。

保証も充実しており、万が一のトラブル時にはサポートを受けられます。

特にゲームデザイナーのように、PCの組み立てやトラブルシューティングに時間を割きたくない方にとって、BTOパソコンは最適な選択肢です。

注文から数日から1週間程度で届き、すぐに作業を開始できるのも魅力ですね。

自作PCのメリット

自作PCは、パーツを自由に選択でき、予算配分を細かく調整できるのが強みです。

例えば、メモリを64GBにして、その分グラフィックボードをワンランク下げる、といった柔軟な構成が可能です。

また、将来的なアップグレードも容易で、メモリやストレージの増設、グラフィックボードの交換などを自分で行えます。

PCの仕組みを理解し、自分で組み立てる楽しみを味わいたい方には、自作PCがおすすめです。

どちらを選ぶべきか

時間と手間を優先するならBTOパソコン、コストと自由度を優先するなら自作PCという考え方が基本です。

ただし、自作PCは組み立てやトラブル対応に時間がかかる可能性があり、初心者には敷居が高いかもしれません。

BTOパソコンでも、メモリやストレージのカスタマイズは可能ですし、信頼性の高いメーカー製パーツを選択できるショップも増えています。

初めてゲームデザイナー向けPCを購入するなら、BTOパソコンから始めて、慣れてきたら自作に挑戦するのも一つの方法です。

実際のメモリ使用量データ

実際のメモリ使用量データ

Unreal Engine 5での実測値

私が実際にUnreal Engine 5で中規模のサードパーソンアクションゲームプロジェクトを開発した際、エディタの起動直後で約12GBのメモリを使用していました。

ここにレベルを読み込み、ブループリントを編集し、ライティングをベイクすると、メモリ使用量は25GBから30GBまで増加しました。

さらに、プレイテストのためにエディタ内でゲームを実行すると、追加で8GBから10GBのメモリが必要になり、合計で35GBから40GBのメモリを消費していたのです。

この状態でブラウザやDiscordを起動すると、システム全体で45GBから50GBのメモリを使用しており、32GBでは明らかに不足していることが分かります。

Blenderでの実測値

Blenderで高精細なキャラクターモデルを制作する際、ベースメッシュの段階では5GB程度のメモリ消費ですが、スカルプティングで細部を作り込み、ポリゴン数が500万を超えると、メモリ使用量は15GBから20GBに跳ね上がります。

さらに、テクスチャをベイクし、リギングを行い、アニメーションをプレビューすると、追加で5GBから8GBのメモリが必要です。

Blender単体で25GB前後のメモリを使用することもあり、他のアプリケーションと併用する場合は、64GBのメモリが必須といえます。

複数アプリケーション同時起動時の実測値

実際のゲームデザイン作業では、複数のアプリケーションを同時に起動することが一般的です。

以下は、私が実際に作業した際のメモリ使用量の一例です。

アプリケーション メモリ使用量
Windows 11 OS 4GB
Unreal Engine 5(プロジェクト読み込み済み) 28GB
Blender(高ポリゴンモデル編集中) 18GB
Substance Painter(4Kテクスチャ編集中) 12GB
Google Chrome(15タブ) 5GB
Discord 1GB
Visual Studio Code 2GB
合計 70GB

この構成では、32GBでは全く足りず、64GBでも若干の余裕しかありません。
より大規模なプロジェクトや、さらに多くのアプリケーションを起動する場合は、128GBも視野に入れる必要があるのです。

メモリ不足を回避する作業テクニック

メモリ不足を回避する作業テクニック

不要なアプリケーションの終了

メモリ容量に限りがある場合、作業に直接関係のないアプリケーションは終了しましょう。

ブラウザのタブを必要最小限に絞り、バックグラウンドで動作しているアプリケーションを確認して、不要なものは終了することで、数GBのメモリを解放できます。

ただし、頻繁にアプリケーションを起動・終了するのは面倒ですし、作業の流れが中断されて効率が落ちる可能性もあります。

根本的な解決策は、やはりメモリ容量を増やすことです。

プロジェクトの分割と最適化

大規模なプロジェクトは、複数の小さなプロジェクトに分割することで、一度にメモリに読み込むデータ量を減らせます。

Unreal Engineのワールドパーティション機能を使えば、広大なマップを複数のセルに分割し、必要な部分だけを読み込むことが可能です。

また、使用していないアセットをプロジェクトから削除したり、テクスチャ解像度を一時的に下げたりすることで、メモリ消費を抑えられます。

ただし、これらの最適化作業自体に時間がかかるため、メモリに余裕がある方が結果的に効率的なのです。

仮想メモリの設定

Windowsの仮想メモリ設定を調整することで、物理メモリが不足した際のスワップ動作を改善できます。

仮想メモリのサイズを物理メモリの1.5倍から2倍程度に設定し、高速なSSDに配置することで、スワップ発生時のパフォーマンス低下を軽減できます。

それでも、仮想メモリはあくまで物理メモリの代替であり、速度は大幅に劣ります。

頻繁にスワップが発生する状況では、根本的な解決にはならず、物理メモリの増設が最善の策です。

メモリ増設とアップグレードの考え方

メモリ増設とアップグレードの考え方

後からの増設は可能か

デスクトップPCであれば、マザーボードに空きメモリスロットがある限り、後からメモリを増設できます。

多くのマザーボードは4つのメモリスロットを搭載しており、最初に32GB×2で64GBにしておき、後から32GB×2を追加して128GBにすることも可能です。

ただし、メモリの増設時には、既存のメモリと同じ規格、速度、メーカーのものを選ぶことが推奨されます。

異なるメモリを混在させると、相性問題で動作が不安定になる可能性があるからです。

ノートPCのメモリ増設

ゲームデザイナー向けのハイエンドノートPCでも、メモリがオンボード(マザーボードに直付け)で増設不可のモデルが増えています。

購入時に最大容量を選択しておかないと、後から増やせないため注意が必要です。

ノートPCを検討する場合は、最初から64GB以上のメモリを搭載したモデルを選ぶか、メモリスロットが搭載されており増設可能なモデルを選びましょう。

メモリ価格の動向

DDR5メモリの価格は、発売当初と比較して大幅に下がっており、64GBキットでも手頃な価格で購入できるようになっています。

今後もさらに価格が下がる可能性はありますが、必要な時に必要な容量を確保することが最優先です。

メモリ不足で作業効率が落ちることによる時間的損失を考えれば、多少価格が高くても、最初から充分な容量を確保しておく方が結果的にコストパフォーマンスが高いといえます。

ゲームデザイナー向けPC購入時のチェックリスト

ゲームデザイナー向けPC購入時のチェックリスト

メモリ関連の確認事項

  1. メモリ容量は64GB以上か
  2. DDR5-5600以上の規格か
  3. デュアルチャネル構成(32GB×2など)になっているか
  4. 信頼性の高いメーカー製メモリか(Micron、GSkill、Samsungなど)
  5. 将来的に増設可能な空きスロットがあるか

CPU・GPU関連の確認事項

  1. CPUはRyzen 9000シリーズまたはCore Ultra 200シリーズか
  2. コア数は8コア以上か(推奨は12コア以上)
  3. グラフィックボードはGeForce RTX5070Ti以上か
  4. VRAMは12GB以上か(推奨は16GB以上)

ストレージ関連の確認事項

  1. システムドライブはPCIe Gen.4 SSD以上か
  2. 容量は1TB以上か(推奨は2TB以上)
  3. データ用に追加のSSDが搭載されているか
  4. 信頼性の高いメーカー製SSDか(WD、Crucial、キオクシアなど)

冷却・電源関連の確認事項

  1. CPUクーラーは高性能な空冷または水冷か
  2. ケースのエアフローは充分か
  3. 電源容量は850W以上か
  4. 電源は80 PLUS Gold認証以上か

保証・サポート関連の確認事項

  1. メーカー保証は何年か
  2. 延長保証オプションはあるか
  3. サポート体制は充実しているか
  4. 初期不良対応は迅速か

結局どのメモリ容量を選ぶべきか

結局どのメモリ容量を選ぶべきか

32GBを選ぶべき人

正直、ゲームデザイナーで32GBを選ぶべき人はほとんどいません。

唯一考えられるのは、予算が極めて限られており、かつ小規模なインディーゲーム開発や、学習目的でゲームエンジンを触る初心者の場合です。

それでも、将来的に必ず容量不足に直面するため、最初から64GBを選ぶか、後から増設する前提で32GBを選ぶべきです。

32GBで満足できる作業範囲は非常に限定的であり、プロのゲームデザイナーとして活動するには明らかに不足しています。

64GBを選ぶべき人

ほとんどのゲームデザイナーにとって、64GBが最適な選択です。

Unreal Engine 5やUnityでの中規模から大規模プロジェクト、Blenderでの高精細3Dモデリング、Substance Painterでのテクスチャ制作、これらを快適に行うには64GBが必要です。

64GBあれば、複数のアプリケーションを同時起動し、マルチタスクで作業しても、メモリ不足に悩まされることはほとんどありません。

コストパフォーマンスも優れており、価格と性能のバランスが取れた容量といえます。

128GBを選ぶべき人

128GBを選ぶべきなのは、超大規模プロジェクトに携わるゲームデザイナー、映像制作も兼ねる方、Houdiniのような高度なツールを使用する方、仮想化環境やAI開発を併用する方です。

一般的なゲームデザイン作業では128GBは過剰ですが、将来的な拡張性を考えると、予算に余裕があれば最初から128GBを選んでおくのも悪くありません。

ただし、価格が大幅に上がるため、まずは64GBで始めて、実際に不足を感じたら増設する方が現実的です。

まとめ:ゲームデザイナーには64GB以上が必須

まとめ:ゲームデザイナーには64GB以上が必須

よくある質問

よくある質問

32GBから64GBに増設する場合の注意点は?

メモリを増設する際は、既存のメモリと同じ規格、速度、できれば同じメーカーのものを選ぶことが重要です。

異なる仕様のメモリを混在させると、相性問題で動作が不安定になったり、速度が遅い方に合わせられたりする可能性があります。

最も確実なのは、最初から搭載されているメモリの型番を確認し、同じ製品を追加購入することです。

また、増設後はBIOSでメモリが正しく認識されているか、デュアルチャネルで動作しているかを確認しましょう。

ゲームデザイナー向けPCでメモリ速度は重要か?

メモリ速度よりも容量の方が圧倒的に重要です。

DDR5-5600とDDR5-6400を比較しても、ゲームデザイン作業での体感差はほとんどありません。

Unreal EngineやBlenderは大量のデータをメモリに展開するため、速度よりも容量が作業効率に直結します。

高速なメモリは価格が高くなるため、その予算を容量増加に回す方が賢明です。

DDR5-5600で充分であり、無理に高速なメモリを選ぶ必要はありません。

ノートPCでもゲームデザイン作業は可能か?

ハイエンドのゲーミングノートPCやワークステーションノートPCであれば、ゲームデザイン作業も可能です。

ただし、デスクトップPCと比較すると、冷却性能や拡張性に制限があり、長時間の高負荷作業では熱によるパフォーマンス低下が発生する可能性があります。

また、ノートPCはメモリがオンボードで増設不可のモデルが多いため、購入時に最大容量を選択しておく必要があります。

本格的なゲームデザイン作業を行うなら、デスクトップPCの方が長期的には快適です。

メモリ以外でゲームデザイン作業に重要なパーツは?

メモリと同じくらい重要なのがグラフィックボードです。

Unreal Engine 5のリアルタイムレンダリングやBlenderのビューポート表示は、グラフィックボードの性能に大きく依存します。

GeForce RTX5070Ti以上の高性能GPUを選ぶことで、作業の快適性が大幅に向上します。

また、CPUのマルチコア性能も重要で、Ryzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kといった高性能CPUがあれば、コンパイルやベイク処理が高速化されます。

ストレージは、PCIe Gen.4 SSDの大容量モデルを選び、プロジェクトデータの読み書き速度を確保しましょう。

BTOパソコンでメモリをカスタマイズする際の注意点は?

BTOパソコンでメモリをカスタマイズする際は、必ずデュアルチャネル構成になっているかを確認しましょう。

64GBなら32GB×2、128GBなら32GB×4または64GB×2といった構成が基本です。

また、メモリメーカーを選択できるショップであれば、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーを選ぶことをおすすめします。

安価なノーブランドメモリは、動作が不安定になるリスクがあるため避けた方が無難です。

将来的な増設を考えるなら、4スロットのうち2スロットを使用する構成にしておくと、後から追加しやすくなります。

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