ゲームデザイナーに必要なメモリ容量の結論

32GBでは不足するケースが増えている
ゲームデザイナーが使用するPCのメモリは、32GBでは作業内容によって明らかに不足します。
Unreal Engine 5やUnityでの大規模プロジェクト、Blenderでの高精細3Dモデリング、Substance Painterでのテクスチャ制作を同時進行する場合、メモリ使用量は軽く40GBを超えることが分かっています。
私自身、複数のゲーム開発プロジェクトに携わってきた経験から言えば、32GBのメモリでは作業の途中でスワップが発生し、レスポンスが著しく低下してしまいますよね。
特にUnreal Engine 5のNaniteやLumenといった最新機能を使用する際、エディタだけで20GB以上のメモリを消費するケースも珍しくありません。
推奨メモリ容量は64GB以上
結論として、ゲームデザイナー向けPCには最低でも64GBのメモリを搭載すべきです。
より大規模なプロジェクトや、複数のアプリケーションを常時起動する作業スタイルであれば、128GBも視野に入れた方がいいでしょう。
ゲームデザイナーの作業内容とメモリ消費

3Dモデリングとテクスチャ制作の実態
ゲームデザイナーの業務は多岐にわたります。
Blenderで高ポリゴンのキャラクターモデルを制作し、ZBrushでスカルプティングを行い、Substance Painterで4K解像度のテクスチャを作成する、こうした一連の作業を一つのプロジェクトで同時に進めることが当たり前になっています。
Blenderで数百万ポリゴンのモデルを扱う場合、アプリケーション単体で15GBから20GB程度のメモリを消費します。
さらにSubstance Painterで8K解像度のテクスチャセットを複数レイヤーで編集すると、追加で10GBから15GBのメモリが必要になるのです。
これだけで既に30GB以上のメモリを使用していることになり、32GBでは明らかに容量不足。
ゲームエンジンでの開発作業
ここにレベルデザインで大量のアセットを配置し、リアルタイムでライティングをベイクし、ブループリントやC++でのスクリプティングを行うと、メモリ使用量は急激に増加してしまいますよね。
特にオープンワールドゲームのような広大なマップを制作する場合、地形データ、植生、建築物、キャラクター、エフェクトなどのアセットがメモリに常駐するため、プロジェクト全体で30GBから50GBのメモリを使用することも珍しくありません。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
マルチタスク環境での実際のメモリ使用量
実際のゲームデザイナーの作業環境を考えると、ゲームエンジンだけを起動しているわけではありません。
Google ChromeやMicrosoft Edgeで技術資料やリファレンス画像を複数タブで開き、Discordでチームメンバーとコミュニケーションを取り、Photoshopで画像編集を行い、Visual Studio CodeやVisual Studioでコーディングを行う、こうしたマルチタスク環境が実態です。
ブラウザだけでも10個以上のタブを開けば4GBから6GBのメモリを消費しますし、Photoshopで大きな画像ファイルを扱えば追加で5GBから8GB必要になります。
開発環境全体を合計すると、OSの使用分も含めて60GBから80GBのメモリを消費することも十分にあり得るのです。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R65WH
| 【ZEFT R65WH スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H9 FLOW RGB ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R63E
| 【ZEFT R63E スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65G
| 【ZEFT R65G スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5080 (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | DeepCool CH510 ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EO
| 【ZEFT Z55EO スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900F 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
32GBメモリの限界と問題点

スワップ発生による作業効率の低下
PCIe Gen.5 SSDであっても、メモリと比較すれば読み書き速度は圧倒的に遅く、スワップが頻繁に発生すると体感速度が著しく低下してしまいますよね。
アプリケーションのクラッシュリスク
特にBlenderやUnreal Engineのような大規模なアプリケーションは、メモリが枯渇すると予期せぬタイミングで強制終了してしまい、保存していない作業データが失われるリスクがあるのです。
メモリに余裕があれば、こうしたクラッシュのリスクを大幅に軽減できます。
将来性の欠如
Unreal Engine 5のNaniteやLumenは前世代のUnreal Engine 4と比較して大幅にメモリ消費量が増加していますし、今後のアップデートでさらに要求スペックが上がることが予想されています。
32GBのメモリは現時点でも厳しい状況ですが、2年後、3年後を考えると完全に時代遅れになる可能性が高いのです。
PCは一度購入すると数年間使い続けるものですから、将来を見据えた容量選びが特に重要。
なぜなら、メモリ不足で作業効率が落ちれば、結果的に仕事の生産性やクオリティに直結するからです。
64GBメモリの優位性


快適な作業環境の実現
Unreal Engine 5、Blender、Substance Painter、Photoshopを同時に起動し、ブラウザで大量のタブを開いても、まだ余裕があります。
私が実際に64GBメモリのPCで作業している際、タスクマネージャーを確認すると、最も負荷の高い状態でも使用量は50GB前後に収まっており、常に10GB以上の空きメモリが確保されている状態です。
大規模プロジェクトへの対応力
高精細な3Dモデル、4Kや8Kのテクスチャ、複雑なシェーダー、大量のパーティクルエフェクト、これらすべてをメモリに展開しながら作業するには、64GBという容量が必要不可欠なのです。
オープンワールドゲームの制作では、広大なマップ全体をエディタで読み込み、地形編集、オブジェクト配置、ライティング調整を行います。
64GBあれば、こうした問題をほぼ解消できます。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57Q


| 【ZEFT Z57Q スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster MasterFrame 600 Black |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN EFFA G09P


| 【EFFA G09P スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 128GB DDR5 (32GB x4枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BC


| 【ZEFT Z56BC スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake The Tower 100 Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60TD


| 【ZEFT R60TD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z45XEB


| 【ZEFT Z45XEB スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700KF 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
マルチタスクの自由度
64GBのメモリがあれば、これらすべてのアプリケーションを常時起動したまま、ストレスなく切り替えながら作業できるのです。
例えば、Unreal Engineでレベルデザインをしながら、別のモニターでYouTubeのチュートリアル動画を再生し、Notionでタスク管理を行い、Slackでチームと連絡を取る、こうした作業スタイルも64GBなら余裕で実現できます。
128GBメモリが必要なケース


超大規模プロジェクトと映像制作
シネマティックトレーラーの制作では、ゲームエンジンでリアルタイムレンダリングを行いながら、After Effectsで映像編集を行うこともあり、メモリ消費量は100GBを超えることもあります。
また、Houdiniのような高度なプロシージャル生成ツールを使用する場合、シミュレーションデータが膨大になり、64GBでは不足するケースがあるのです。
流体シミュレーション、破壊シミュレーション、群衆シミュレーションなどは、計算結果をメモリに保持するため、大規模なシーンでは80GBから100GB以上のメモリを使用することもあります。
仮想化環境やAI開発との併用
ゲームデザイナーの中には、開発環境を仮想マシンで構築する方もいるのではないでしょうか。
複数のOSやバージョンの異なる開発環境を同時に動かす場合、各仮想マシンにメモリを割り当てる必要があり、ホストOSと合わせると100GB以上のメモリが必要になることもあります。
さらに、最近ではゲーム開発にAI技術を活用する動きが加速しており、機械学習モデルのトレーニングやテストを行う場合、大量のメモリが必要です。
PyTorchやTensorFlowで大規模なモデルを扱う際、学習データとモデルパラメータをメモリに展開すると、数十GBから100GB以上を消費することもあり、128GBのメモリがあれば安心して作業できます。
コストパフォーマンスの検討
DDR5-5600の64GBキット(32GB×2)は2万円から3万円程度ですが、128GBキット(32GB×4または64GB×2)は6万円から10万円程度になることもあり、予算との兼ね合いが悩ましいところ。
一般的なゲームデザイナーであれば、まずは64GBを選択し、実際の作業で不足を感じたら後から増設する方が現実的です。
マザーボードに空きスロットがあれば、後から32GB×2を追加して96GBや128GBに拡張することもできますし、最初から無理に128GBを選ぶ必要はほとんどないでしょう。
メモリ選びの具体的なポイント


DDR5メモリの選択は必須
現在のゲームデザイナー向けPCでは、DDR5メモリの選択が必須です。
Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズといった最新CPUはDDR5に最適化されており、DDR4を選ぶメリットは全くありません。
DDR5-5600が主流の規格であり、BTOパソコンでも標準的に採用されています。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R65C


| 【ZEFT R65C スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5080 (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H9 FLOW RGB ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ NZXT製 水冷CPUクーラー Kraken Plus 360 RGB White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT R61FD


| 【ZEFT R61FD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-ar5-5660H/S9


| 【SR-ar5-5660H/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R57F


ゲームも仕事もスムーズにこなすアドバンストスタンダードグレードのゲーミングPC
高性能で安定感抜群、AMD RyzenとGeForceの最適バランスが魅力のマシン
センスを映すクリアパネル、スタイリッシュなミドルタワーが空間を彩る
Ryzen 9 7900X搭載、圧倒的パフォーマンスでタスクを速攻処理
| 【ZEFT R57F スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
信頼性の高いメーカー製メモリ
メモリは長時間の作業で安定動作することが求められます。
Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカー製メモリを選ぶことで、エラーやクラッシュのリスクを最小限に抑えられるのです。
特にMicronのCrucialブランドは、品質と価格のバランスが優れており、BTOパソコンでも多く採用されています。
GSkillは高性能メモリで定評があり、オーバークロック耐性も高いため、将来的にメモリ速度を引き上げたい場合にも対応できます。
デュアルチャネル構成の重要性
メモリは必ずデュアルチャネル構成で使用しましょう。
32GB×2や64GB×2といった構成にすることで、メモリ帯域幅が2倍になり、データ転送速度が向上します。
32GB×1のシングルチャネル構成と32GB×2のデュアルチャネル構成では、ベンチマークスコアで30%から50%の性能差が出ることもあり、実作業でも体感できるレベルで差が現れるのです。
BTOパソコンを購入する際は、必ずデュアルチャネル構成になっているかを確認しましょう。
ゲームデザイナー向けPCの推奨構成


CPUの選び方
ゲームデザイナー向けPCのCPUは、マルチコア性能が重要です。
Unreal EngineやBlenderは複数のコアを効率的に使用するため、コア数が多いほど作業が快適になります。
推奨CPUはRyzen 9 9950X3DまたはCore Ultra 9 285Kです。
Core Ultra 9 285Kも高いマルチスレッド性能を持ち、NPUによるAI処理も強化されています。
コストパフォーマンスを重視するなら、Ryzen 7 9800X3DやCore Ultra 7 265Kも優れた選択肢です。
8コア16スレッドでも、多くのゲームデザイン作業には充分ですが、大規模プロジェクトでは処理時間が長くなる場合もあります。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア (マルチ) |
Cineスコア (シングル) |
公式URL | 価格com |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 43472 | 2466 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 43223 | 2269 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42245 | 2260 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 41531 | 2358 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38974 | 2078 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38897 | 2049 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37651 | 2356 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37651 | 2356 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 36006 | 2198 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35864 | 2235 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 34097 | 2209 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 33230 | 2238 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32859 | 2102 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32747 | 2194 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29546 | 2040 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28825 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28825 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25704 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25704 | 2176 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 23317 | 2213 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 23305 | 2092 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 21063 | 1860 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19700 | 1938 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17908 | 1817 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 16206 | 1778 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15441 | 1982 | 公式 | 価格 |
グラフィックボードの選び方
ゲームデザイナーにとって、グラフィックボードはリアルタイムプレビューやレンダリング速度に直結する重要なパーツです。
GeForce RTX5070TiはDLSS 4に対応し、レイトレーシング性能も高く、Unreal Engine 5のLumenやNaniteを快適に動作させられます。
より高性能を求めるなら、GeForce RTX5080やRTX5090も選択肢に入りますが、価格が大幅に上昇するため、予算と相談が必要です。
ただし、Unreal EngineやBlenderではNVIDIA製GPUの方が最適化されているケースが多く、CUDA対応のプラグインやツールを使用する場合はGeForce系が有利です。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 49153 | 101884 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32456 | 78034 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30439 | 66727 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 30361 | 73389 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27421 | 68895 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26758 | 60209 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 22158 | 56772 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 20109 | 50458 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16718 | 39353 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 16146 | 38181 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 16007 | 37958 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14778 | 34903 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13874 | 30844 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13328 | 32345 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10925 | 31727 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10752 | 28571 | 115W | 公式 | 価格 |
ストレージ構成
PCIe Gen.5 SSDは速度が魅力的ですが、発熱が高く価格も高いため、現時点ではGen.4 SSDの方がバランスが取れています。
電源とケースの選び方
高性能なCPUとグラフィックボードを搭載する場合、電源容量は850W以上、できれば1000W以上の80 PLUS Gold認証以上のモデルを選びましょう。
電源に余裕があれば、システム全体の安定性が向上し、将来的なパーツ交換にも対応できます。
BTOパソコンと自作PCの比較


BTOパソコンのメリット
保証も充実しており、万が一のトラブル時にはサポートを受けられます。
特にゲームデザイナーのように、PCの組み立てやトラブルシューティングに時間を割きたくない方にとって、BTOパソコンは最適な選択肢です。
自作PCのメリット
自作PCは、パーツを自由に選択でき、予算配分を細かく調整できるのが強みです。
例えば、メモリを64GBにして、その分グラフィックボードをワンランク下げる、といった柔軟な構成が可能です。
また、将来的なアップグレードも容易で、メモリやストレージの増設、グラフィックボードの交換などを自分で行えます。
どちらを選ぶべきか
ただし、自作PCは組み立てやトラブル対応に時間がかかる可能性があり、初心者には敷居が高いかもしれません。
初めてゲームデザイナー向けPCを購入するなら、BTOパソコンから始めて、慣れてきたら自作に挑戦するのも一つの方法です。
実際のメモリ使用量データ


Unreal Engine 5での実測値
私が実際にUnreal Engine 5で中規模のサードパーソンアクションゲームプロジェクトを開発した際、エディタの起動直後で約12GBのメモリを使用していました。
ここにレベルを読み込み、ブループリントを編集し、ライティングをベイクすると、メモリ使用量は25GBから30GBまで増加しました。
さらに、プレイテストのためにエディタ内でゲームを実行すると、追加で8GBから10GBのメモリが必要になり、合計で35GBから40GBのメモリを消費していたのです。
Blenderでの実測値
さらに、テクスチャをベイクし、リギングを行い、アニメーションをプレビューすると、追加で5GBから8GBのメモリが必要です。
Blender単体で25GB前後のメモリを使用することもあり、他のアプリケーションと併用する場合は、64GBのメモリが必須といえます。
複数アプリケーション同時起動時の実測値
| アプリケーション | メモリ使用量 |
|---|---|
| Windows 11 OS | 4GB |
| Unreal Engine 5(プロジェクト読み込み済み) | 28GB |
| Blender(高ポリゴンモデル編集中) | 18GB |
| Substance Painter(4Kテクスチャ編集中) | 12GB |
| Google Chrome(15タブ) | 5GB |
| Discord | 1GB |
| Visual Studio Code | 2GB |
| 合計 | 70GB |
この構成では、32GBでは全く足りず、64GBでも若干の余裕しかありません。
より大規模なプロジェクトや、さらに多くのアプリケーションを起動する場合は、128GBも視野に入れる必要があるのです。
メモリ不足を回避する作業テクニック


不要なアプリケーションの終了
ブラウザのタブを必要最小限に絞り、バックグラウンドで動作しているアプリケーションを確認して、不要なものは終了することで、数GBのメモリを解放できます。
ただし、頻繁にアプリケーションを起動・終了するのは面倒ですし、作業の流れが中断されて効率が落ちる可能性もあります。
プロジェクトの分割と最適化
Unreal Engineのワールドパーティション機能を使えば、広大なマップを複数のセルに分割し、必要な部分だけを読み込むことが可能です。
また、使用していないアセットをプロジェクトから削除したり、テクスチャ解像度を一時的に下げたりすることで、メモリ消費を抑えられます。
仮想メモリの設定
Windowsの仮想メモリ設定を調整することで、物理メモリが不足した際のスワップ動作を改善できます。
仮想メモリのサイズを物理メモリの1.5倍から2倍程度に設定し、高速なSSDに配置することで、スワップ発生時のパフォーマンス低下を軽減できます。
それでも、仮想メモリはあくまで物理メモリの代替であり、速度は大幅に劣ります。
メモリ増設とアップグレードの考え方


後からの増設は可能か
デスクトップPCであれば、マザーボードに空きメモリスロットがある限り、後からメモリを増設できます。
多くのマザーボードは4つのメモリスロットを搭載しており、最初に32GB×2で64GBにしておき、後から32GB×2を追加して128GBにすることも可能です。
異なるメモリを混在させると、相性問題で動作が不安定になる可能性があるからです。
ノートPCのメモリ増設
ゲームデザイナー向けのハイエンドノートPCでも、メモリがオンボード(マザーボードに直付け)で増設不可のモデルが増えています。
購入時に最大容量を選択しておかないと、後から増やせないため注意が必要です。
メモリ価格の動向
DDR5メモリの価格は、発売当初と比較して大幅に下がっており、64GBキットでも手頃な価格で購入できるようになっています。
今後もさらに価格が下がる可能性はありますが、必要な時に必要な容量を確保することが最優先です。
ゲームデザイナー向けPC購入時のチェックリスト


メモリ関連の確認事項
- メモリ容量は64GB以上か
- DDR5-5600以上の規格か
- デュアルチャネル構成(32GB×2など)になっているか
- 信頼性の高いメーカー製メモリか(Micron、GSkill、Samsungなど)
- 将来的に増設可能な空きスロットがあるか
CPU・GPU関連の確認事項
- CPUはRyzen 9000シリーズまたはCore Ultra 200シリーズか
- コア数は8コア以上か(推奨は12コア以上)
- グラフィックボードはGeForce RTX5070Ti以上か
- VRAMは12GB以上か(推奨は16GB以上)
ストレージ関連の確認事項
- システムドライブはPCIe Gen.4 SSD以上か
- 容量は1TB以上か(推奨は2TB以上)
- データ用に追加のSSDが搭載されているか
- 信頼性の高いメーカー製SSDか(WD、Crucial、キオクシアなど)
冷却・電源関連の確認事項
- CPUクーラーは高性能な空冷または水冷か
- ケースのエアフローは充分か
- 電源容量は850W以上か
- 電源は80 PLUS Gold認証以上か
保証・サポート関連の確認事項
- メーカー保証は何年か
- 延長保証オプションはあるか
- サポート体制は充実しているか
- 初期不良対応は迅速か
結局どのメモリ容量を選ぶべきか


32GBを選ぶべき人
唯一考えられるのは、予算が極めて限られており、かつ小規模なインディーゲーム開発や、学習目的でゲームエンジンを触る初心者の場合です。
それでも、将来的に必ず容量不足に直面するため、最初から64GBを選ぶか、後から増設する前提で32GBを選ぶべきです。
64GBを選ぶべき人
ほとんどのゲームデザイナーにとって、64GBが最適な選択です。
Unreal Engine 5やUnityでの中規模から大規模プロジェクト、Blenderでの高精細3Dモデリング、Substance Painterでのテクスチャ制作、これらを快適に行うには64GBが必要です。
64GBあれば、複数のアプリケーションを同時起動し、マルチタスクで作業しても、メモリ不足に悩まされることはほとんどありません。
コストパフォーマンスも優れており、価格と性能のバランスが取れた容量といえます。
128GBを選ぶべき人
128GBを選ぶべきなのは、超大規模プロジェクトに携わるゲームデザイナー、映像制作も兼ねる方、Houdiniのような高度なツールを使用する方、仮想化環境やAI開発を併用する方です。
一般的なゲームデザイン作業では128GBは過剰ですが、将来的な拡張性を考えると、予算に余裕があれば最初から128GBを選んでおくのも悪くありません。
まとめ:ゲームデザイナーには64GB以上が必須


よくある質問


32GBから64GBに増設する場合の注意点は?
異なる仕様のメモリを混在させると、相性問題で動作が不安定になったり、速度が遅い方に合わせられたりする可能性があります。
また、増設後はBIOSでメモリが正しく認識されているか、デュアルチャネルで動作しているかを確認しましょう。
ゲームデザイナー向けPCでメモリ速度は重要か?
メモリ速度よりも容量の方が圧倒的に重要です。
DDR5-5600とDDR5-6400を比較しても、ゲームデザイン作業での体感差はほとんどありません。
Unreal EngineやBlenderは大量のデータをメモリに展開するため、速度よりも容量が作業効率に直結します。
高速なメモリは価格が高くなるため、その予算を容量増加に回す方が賢明です。
ノートPCでもゲームデザイン作業は可能か?
ただし、デスクトップPCと比較すると、冷却性能や拡張性に制限があり、長時間の高負荷作業では熱によるパフォーマンス低下が発生する可能性があります。
また、ノートPCはメモリがオンボードで増設不可のモデルが多いため、購入時に最大容量を選択しておく必要があります。
本格的なゲームデザイン作業を行うなら、デスクトップPCの方が長期的には快適です。
メモリ以外でゲームデザイン作業に重要なパーツは?
Unreal Engine 5のリアルタイムレンダリングやBlenderのビューポート表示は、グラフィックボードの性能に大きく依存します。
GeForce RTX5070Ti以上の高性能GPUを選ぶことで、作業の快適性が大幅に向上します。
また、CPUのマルチコア性能も重要で、Ryzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kといった高性能CPUがあれば、コンパイルやベイク処理が高速化されます。
BTOパソコンでメモリをカスタマイズする際の注意点は?
64GBなら32GB×2、128GBなら32GB×4または64GB×2といった構成が基本です。
また、メモリメーカーを選択できるショップであれば、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーを選ぶことをおすすめします。
安価なノーブランドメモリは、動作が不安定になるリスクがあるため避けた方が無難です。
将来的な増設を考えるなら、4スロットのうち2スロットを使用する構成にしておくと、後から追加しやすくなります。

